突然の旅人

大した話でもない黒坂修のアホ旅日記

2013-01-01から1年間の記事一覧

往復2時間の目の保養

ケツの手術から3週間近くが経過し、ようやく普通に歩けるようになってきた。紅葉の季節は過ぎ去ってしまったが、まだ近くに名残があるのではないかと思い、浮き袋型のクッションをケツの下に置きながら車を走らせた。 田園調布の銀杏並木の黄葉は終わってい…

痛くて尾籠な話

とにかく左のケツが痛いのである。久々の更新には写真はない。関連する写真があるが、そいつをアップしたら俺は変態として社会から抹殺されるだろう。 今回は相当尾籠な長話になるが、このようなことをしっかり記述しておくことにも意味があると思うのである…

魔都マニラ❸

日本の勤労者の平均年収は410万円ほどであり、ピークの1997年から60万円以上下落した。世界で8位なのだそうである。 フィリピン勤労者についてマニラに限って言えば約50万円。東南アジアの中では物価は高い。(東京の6割位) オフィス街や大型ショッピングエリ…

マニラと土建屋

写真は今回の雑文とは直接関係しない。 マニラを訪れる旅行者の一位はやはり中国人である。世界人口の四人に一人は中国人であり、香港からは1時間半の近さであるので当然である。しかし二位以下は韓国人、インド人、アメリカ人であり、日本人は五位に甘んじ…

魔都マニラ❶

マニラ滞在4日間の大半は大雨だったのである。1日目、2日目はほぼ一日中大雨、3日目は大雨後曇り、帰国の空港で晴れ出すという最悪の巡り合わせとなったのだ。大雨、それも日本では見たこともないような激雨である。しかし、俺は『これもマニラなのだ。マニ…

ホーチミン4

今日医者に行ったのである。強烈な腹痛には、やはり食中毒の判定が下った。何菌によるものなのかは5日後にわかる。ホーチミンの街中を歩いていればこういうことにはならない。やはりメコン川河口域の中州島というウイルスの巣窟を俺は甘くみていたようである…

ホーチミン3

ベトナム旅行を終えて2日経ったが、腹が痛いのである。みぞおちのあたりがが差し込むように痛い。どうやらメコンデルタの中州、トイソン島で食ったり飲んだりしたものにやられたようである。 メコン川はチベット南部を水源とし、中国雲南省〜ミャンマー〜ラ…

ホーチミン2

ホーチミン市の中心部にある巨大市場、ベンタイン市場である。野菜果物から工芸品、衣類までなんでも売っている。俺は旅先に大きな市場があれば必ず行ってみる。そしてどこでも入った途端に売り子たちが俺を目指してワーワー言いながらやってくる。一瞬にし…

ベトナム、ホーチミン市 (旧サイゴン)

とにかく巨大な虫の大群が押し寄せてくるような夥しい数のバイクなのである。 五月に行ったバリ島もそうであったが、地下鉄や路面電車がなく、所得水準が低いと街はバイクだらけとなる。俺は常にやや大袈裟にものを言う質であるが、この街のバイクの洪水には…

バリへ4

バリ島の4回目。脈絡なく並べた写真にお付き合いいただく。 [ バリの絵画は写実的である。20世紀はじめに「最後の楽園」へ移り住んだドイツ人やカナダ人芸術家がもたらした西洋絵画の影響を受けているということである。 海はどこも同じ海であり、バリの海岸…

バリへ3

再びバリの風景の断片を辿ることにする。 ウブド郊外、チュルッ村にあるワスパの家の裏側には川が流れていてみんなここで体を洗うのだ。ワスパは、シャワーなんかよりずっと気持ちがいい、と言っていた。男の時間と女の時間に別れている。女の時間には森から…

バリへ2

バリ島ウブド周辺の様子を見ていただくことにする。 アタ製品は日本でも人気である。トパティ村のこの製造&販売店には一日何度も観光バスが到着する。俺はアタを作る過程を見せてもらったが、アタの茎の太さを一本一本手で合わせて行くことから作業は始まり…

バリへ

半年ぶりの更新である。不愉快だらけの半年だったが、50も半ばとなればそういうものだろう。 俺はつかの間でも旅に出て別世界の景色を見たくなった。そんな時は都会ではない。雄大な自然でもない。まだ見たことがないバリ島に行くことにした。 連休のバリ…た…