突然の旅人

大した話でもない黒坂修のアホ旅日記

2018-01-01から1年間の記事一覧

そんなこんなで今年も暮れていく

8月のウズベキスタン編以来の更新である。その後の人生、いろいろあったが、まだ禁煙は続いている。もう禁煙してから7ヶ月近くになるが、今すぐにでも4〜5本いっぺんにくわえて一斉に点火してモクモクになってニコチンを吸い込みたい。どれほどの快感だろう…

突然ウズベキスタンへ ④ タシケント

ブハラを早朝5時の高速鉄道で出て首都タシケントに着いたのは9時前だった。タシケントも2000年を超える歴史を持ち、シルクロードの大中継地だったということだが、今は、幅が50mもあるような道路が整然と整備されて高層ビルが連なる300万人近い大都会である…

突然ウズベキスタンへ ③〜ブハラ

サマルカンドから高速鉄道で約1時間半、古都ブハラは、イスラム世界の文化的中心地として、最盛期の1100年以上前には優れた科学者、宗教家、詩人らを輩出したのだそうである。サマルカンド同様に1220年のチンギス・ハーンの来襲により破壊されたが、16世紀初…

突然ウズベキスタンへ ② 〜サマルカンド

「ホテルアジア・サマルカンド」は、見どころが集中する旧市街の真ん中にあり、一応四つ星ランクのようだった。 大した部屋ではないが、空調、冷蔵庫など必要なものは全て揃っていた。1泊1万円ぐらいだった。夕方になると涼しい風が吹き始め、中庭のテーブル…

突然ウズベキスタンへ ①〜タシケントからサマルカンドへ

海外への長時間フライトで、前座席の背中に設置された現在飛行地が示されたこの地図上で、飛行機がちょっとづつ動くのを凝視しながら、時々窓から地上の景色を眺めるのが好きなのである。大韓航空の態度がガサツなCAは「窓の覆いを下ろせ」と言い続けたが俺…

やばい奴との再会

早稲田の付属高校時代、俺はあまり友達ができなかった。16歳にしてすでに無難に生きていけばよい、という姿勢を纏ったつまらない奴が多かった。 修学旅行先で喫煙が教師に見つかった時、「俺はいなかったことにしてくれ」などと頼んでくる奴もいた。そんな高…

6月は小旅の季節

還暦を祝い、31歳になる娘夫婦が箱根の旅館に招いてくれた。箱根塔ノ沢温泉・環翠楼は開業400年。現在の建物は大正9年から約100年にもわたり変わらぬ姿で早川沿いに佇んでいる。伊藤博文や夏目漱石を始め日本の近代史を彩る偉人たちの足跡が所々に刻まれてい…

還暦でタバコをやめる

ついにその時がきたのである。俺は60歳の誕生日の翌日から禁煙することを決め、もう数ヶ月前から知人に宣言しまくり、会社では「もし“発見”したらその場で1万円を払う」約束まで発表してその日に臨んだのである。今日で5日目になるが、初日と二日目は、就寝…

薔薇のベランダー

バラの季節となった。1月の半ばに葉を全部落として剪定した時は30〜40cmの裸の枝だったものがわずか3ヶ月でこうなるのである。1月の剪定は単に刈り込んではいけない。葉を落としてから1週間そのままにして、栄養分が下の方へ降りてくるのを待ってから そこ…

ふざけた街 恵比寿

恵比寿に5人で飲みに行ったのである。写真の汚い通路の向こうに人気のバーがあるということだったが満員で入れなかった。 恵比寿は東京カレンダーという雑誌の「好きな街」ランキングでは、2位の銀座3位の表参道を抑えて1位となっている。 37年前、大学4年の…

ハワイとダイエット

ワイキキからダイヤモンドヘッドを通り越した東側にあるカハラホテルの部屋から名門ワイアラエカントリークラブを去年に続き再び見下ろすことができたのである。今回は会社で取引先のお客さんを連れての視察&ゴルフツアーを企画し俺も便乗した。 ホノルル市…

大雪とクルマ

1月22日は大雪だった。 東京は昼過ぎから激しく降り始め、これはヤバイと思って3時半には会社を出た。 この日クルマで出社していた俺は、ナビタイムで帰宅の道路状況を見ると、霞が関インターから東名川崎インターまで規制なしの所要時間30分と出ていた。「…