突然の旅人

大した話でもない黒坂修のアホ旅日記

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

松山の陽射しと瀬戸内の霞

瀬戸内、大島の漁港内で食った七輪で焼く海鮮バーベキューは美味かった。声がでかいバーベキュー店の親父は、あちこちのテーブルをチェックしながら「エビはそう焼くんじゃねぇよ。頭が網の真ん中だ」などと言って若い客を怖がらせていた。俺は以前、牡蠣に…

瀬戸内の残影

作家、五木寛之はかつて存在した定住所を持たない人々、「漂泊民」について何冊かで著述している。山の漂泊民はサンカ、海の漂泊民は家船(えぶね)と呼ばれていたのだそうだ。そして、家船の民の漂泊の主舞台であったのが瀬戸内海と九州西岸なのである。五木…