突然の旅人

大した話でもない黒坂修のアホ旅日記

放射線探知器

下の写真はロシア製の放射線探知器である。いつもは0.05マイクロシーベルト/時くらいだから今夜もやや高い。俺はなんでこんなものを持っているのか。
昨年、中国の新疆ウイグル自治区の砂漠を旅する前に、新潟の業者に頼み2万3000円で手に入れた。
タクラマカン砂漠楼蘭周辺で、かつて中共は核実験をくり返し、何も知らない少数民族であるウイグル人たちが数万人単位でいなくなったとも言われている。楼蘭から100キロの町を訪れることにしていた俺は用心のためにこいつを購入したのだ。
しかし、タクラマカンでは0.10を超えることはなかった。探知器の取説には0.30を超えるとブザーが鳴ると書かれている。
東日本大震災以来、東京でカウンターは0.15~0.32を示し続けている。チェルノブイリ事故後に使われまくった俺の探知器は直ちに人体に影響なしのレベルとはいえ異常値を示し続けているのだ。
今回、官房長官は、はじめ「爆発などあり得ない・・・問題となる放射線漏れなど起きない、、、首都圏に放射線の影響はない」などと役人原稿を読まされていた。そして未だに嘘をついたことへの釈明すらない。もはや国の発表など誰も信じていない。






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