突然の旅人

大した話でもない黒坂修のアホ旅日記

沖縄と中国人



先週沖縄に行った。俺は仕事の都合で3ヶ月に1回、沖縄に行く。いつもは3日4日滞在するが、先週は深夜に着いて翌日帰京するという、例えて言えば、沖縄というご馳走を前にして匂いだけ嗅いで食べることは出来ないという辛さを味わった。
ホテルはいつも仕事先のご好意で「ハーバービュー」という那覇で一番の高級ホテルに1泊し、翌日以降は安宿に移ることにしている。
「ハーバービュー」は全般的なクオリティー、部屋のつくりともよいホテルであるが、朝飯レストランではやはり中国人観光客が目立つようになった。沖縄は地理的近さから全般的に本土以上に中国人客の割合が多い。やつらは心の底で、沖縄も元々は中国のものだ…と思っていたりするから気をつけたい。だからと言うわけでもないだろうが、沖縄の中国人客は、日本の別の場所の中国人客にも増して態度が傲慢に見える。朝飯レストランでは、入り口順番待ちの後から追い抜こうとするわ、食えもしないのに欲張って料理を取りすぎるわ、でかい声で話し合うわ、一人っ子政策で甘やかされたガキは行儀悪く歩き回るわ、もうやりたい放題である。

俺がデザートのフルーツ&ヨーグルトを食おうとしたとき、それは起きた。
隣の4人掛けテーブルにいたばあさんと、その娘である35くらいの母親と5歳くらいのガキがさんざん行儀悪く食い荒らした後、立ち上がって行こうとした。目つきに遠慮とか謙虚さとかは微塵もない不細工に太った母親のケツが俺のテーブルにぶつかった。俺のフルーツ&ヨーグルトは横転し、テーブルにこぼれた。このとき普通は相手から侘びがあり、「いやいいんですよ。大丈夫です。」などと言って終わる話である。しかし、中国人は謝らない。謝らないどころか、テメエが悪いのに俺に文句らしきことを言い放ったのである。俺はあまりの驚きに思わず反射的に頭を下げてしまった。何で俺が頭を下げているのか・・30秒ほど俺は動転した。
俺はどこに行っても、喜怒哀楽を素直に表明し、感謝や喜びを言葉にしたり、正当に抗議をする性質である。その俺が・・・。

これってどこか尖閣問題と似ていないだろうか。

東京でも品川あたりの巨大ホテルなどでは、エレベーターを降りようとすると中国人どもがどやどや乗ってきて圧倒される。京都祇園の料理屋の女将は「最近は外国人ばかりで、ここはどこの国かと思うほど。中国人はマナーが悪いので特にいやですね。」と言っていた。
最近は尖閣問題でやや鳴りを潜めているが、やつらは必ずまた押し寄せてくる。ビザ条件緩和で年収80万円のやつまでやってくる。悪いことがたくさん起きるだろう。
中国人には喜怒哀楽を鮮明にしたい。以前のブログ「西安編」で具体的に書いたが、中国を旅するとあちこちで失礼無礼に出っくわす。日本人旅行者は決まっておとなしく遠慮深い。やつらはますます図に乗り増長する。俺は空港だろうとホテルだろうと路上だろうと、過ぎた無礼には大声で怒鳴りつけることを自分に課している。とたんに態度を変えるのもやつらの性質である。